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症例:小児 前腕両骨骨折

小児が遊んでいる最中に滑り台から転落し受傷した症例になります

受傷から応急処置、整復、固定、リハビリについて記載します

骨折や受傷時のX線画像(レントゲン)を載せるので苦手な方はページを戻ってください・・・

症例:小児 右前腕両骨骨折

〇受傷機転:滑り台で遊んでいる際に転落し手をつき受傷

〇症状:右前腕の変形、疼痛、腫脹(徐々に)、知覚異常なし、ショック症状軽度

〇受傷後、三角巾、副木にて簡易固定、アイシングをし応急処置を行いました

すぐに以前勤めていた栗原整形外科に連絡をしX線検査・処置の依頼を行いました

こちらが受傷時の正面と側面から撮影した外見写真とX線写真になります

正面からでは骨折線のみですが側面からみると前腕の骨幹部から強く背屈に転位しているのが分かります

〇整復→ギプス固定

〇整復後のX線写真になります
側面の写真を整復前と比べると強く背屈に転位していた骨が良い位置に戻っているのがわかります、若干の段差があるように見えるのですが許容範囲以内です
〇固定期間(ギプス)は骨の癒合状態によりますが4週~5週程度になりそのご簡易固定になります

〇当院における施術
受傷の次の日より患部のアイシング、固定のチェック(巻き替え)、清拭などを行っています
固定が外れるようになってからは骨癒合を目的とした超音波治療を行いました

当院では骨癒合を目的とした超音波治療
骨折・脱臼のリハビリを行っています、お気軽にご相談ください
埼玉県朝霞市と少し遠方ですが栗原整形外科を紹介することも可能です

ちなみに・・・今回の症例は私の娘になります・・・
公園で遊ぶ際は気をつけるようご注意ください


今回、久しぶりに整復・固定などを手伝わさせて頂きました、現役で勤務していた頃を思い出し懐かしい気持ちになった次第です
対応して頂いた栗原整形外科の先生方に感謝致します